現代思想2021年7月号 特集=和算の世界
現代思想2021年7月号 特集=和算の世界

江戸の算学から折り紙、詰将棋まで……日本の数学文化を一望する!近世に花開いた日本独自の数学――それは専門家のみならず様々なひとびとが日常の営みに用い、趣味として楽しんだひとつの「文化」であった。本特集では関孝和らすぐれた和算家たちの業績はもちろん、その前提をなした中国の数学や、算額奉納の慣習、また折り紙や詰将棋といった遊戯のなかの数学まで、多様な観点から日本の数学文化を検討したい。