日常の想像力を凌駕する“デカい”数、そのめくるめく世界に迫る

宇宙空間を埋め尽くす砂粒の数を試算したアルキメデスの時代から、数学基礎論の知見を駆使して巨大数の生成を競う現代のグーゴロジストに至るまで、人々はいつも「巨大な数」という存在に魅了されてきた――。本特集では古今東西の数学はもちろん、物理学や情報学、さらには宗教や哲学、人類学といった領域をも横断しつつ、巨大な数と人間との関わりを広く考察する。